ランチタイム！早稲田大学の学生でここに通うものは優秀である。よく見つけた。今日はなにが出るのかな？
重く暗い扉はあなたの勇気を試している。
一見さんで開けられる人はかなりの度胸だ。
ドアを開けてカウンターが空いていても
「いっぱいです」と言われる。
これ普通！
いらっしゃいませ
この言葉は今日もない。
重く黒い扉を開けたら、
目白のお嬢様親子が
でーんとすわっている。
おばさまは初めてのManger Kawanami！
娘は得意になって話したに違いない。
美味しいの！
すごいのよ！
散歩ついでに来たらしい。
シェフもこの親子は大歓迎みたいだ。
さて、なにが出てくるのか？
技を見せてもらおうかな！(^.^)
このスープはなんだろうか？
一見するとジャガイモのポタージュに
見える。香りからしてジャガイモではない。
なんだろうか？目白の料理の達人もわからない。
おいらはスープを飲んで一発でわかった。
「ユリのね」
「正解」
ユリのねをスープにする？
どんだけ潰したんだよ。ユリのねは
高いよね！
このスープは一杯5000円の価値はある。
サラダのてんこ盛り！
70歳を超えているおばさまは、
その昔痩せの大食いで知られた。
頑張って全部たべる。
この胃袋があるからゴルフで
80代で回れるのだ。
鯖！大寒を過ぎると鯖はうまくなる。
50センチを超える大物！
この半身が出て来た。ほうれん草は青森の
最高級ニンニクでソテーされていた。
鯖の下にはトマトがある。
このトマトの色は黄色！
酸味が強烈である。
鯖の脂を絶妙なタイミングで中和させる。
栃木県の那須光！
このコメを手に入れるのは
困難を極める。美味いコメはすぐに売れる。
煎茶のアイスクリーム！
煎茶をロイヤルミルクティーの要領で
煮出しする。最後は絞る。
お茶のエキスはかなり濃く入る。
アイスクリームを作る機械はフル稼働！
美味いよ！
ランチはこのコース1260円！
「え？それでいいの？申し訳ないわね」
と言いながら財布を開くセレブ親子！
お嬢様は同時にディナーの予約を入れる。
笑顔の広がるランチ！
限定8食！
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